「自分から連絡する=営業」じゃない

作戦会議

「仕事は紹介で来ているので、今のところ困ってはいないんです。」
そうお話しされたのは、開業して7年になる行政書士の方。

仕事は紹介が中心。
だから、今すぐ新しいお客様をたくさん増やしたいというわけではありません。

ただ、
「これからのために、ニュースレターやSNSで発信した方がいいのかな。」
という思いはある。

でも、以前のお客様に自分から連絡することには、少し抵抗がありました。
「仕事が終わったのに、こちらから連絡したら営業みたいに思われないかな。」
そんな気持ちがあるからです。

そこで、少しだけ今までのお客様との関わり方を聞いてみました。
仕事が終わった後、お客様に連絡をしているか。
暑中見舞いや年末年始の挨拶をしているか。
紹介してくださった方に、業務が完了したことやお礼を伝えているか。

すると、
「そういえば、仕事が終わったら、そこで終わってしまっているかもしれません。」
ということに気づかれました。

でも、ここで大切なのは、
「もっと営業しましょう。」
という話ではありません。

紹介してくださった方に、
「無事に終わりました。ご紹介いただいてありがとうございました。」
と伝える。

以前のお客様に、
「その後、お困りのことはありませんか?」
と近況を伺ってみる。
それだけでもいいんです。

仕事をお願いしてくれた人。
紹介してくださった人。
そこには、すでに信頼関係があります。

新しい人を探す前に、今までつながってきた人との関係をもう一度見直してみる。
その方が自然な場合もあります。

そして、
「自分から連絡する=営業」
と考えてしまうと、連絡すること自体が負担になります。

でも、
「何か困ったときに、思い出してもらえるように関係をつないでおく。」
と考えたら、少し見え方が変わってきませんか?

営業をしなければいけない。
売り込まなければいけない。
そう思うと、なかなか動けない。

でも、
「以前お世話になった方に、ちょっと連絡してみよう。」
なら、できることもあると思います。

新しいお客様を探すことばかりが、集客ではありません。
今まで出会った人との関係を、大切につないでいくこと。
それも、これからの仕事につながっていく大切な活動です。

もし、
「新しいお客様を増やさなきゃ。」
と思っているなら、その前に一度、今までのお客様や紹介してくださった方を思い出してみてください。

もしかしたら、すでに持っているつながりの中に、これからにつながるヒントがあるかもしれません。

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