「あの時やっておけば……」缶詰バーの苦い思い出が教えてくれたこと。

ビジバディ・ストーリー

「これ、面白いと思わない?」

かつて、私が起業家支援をしていた会社でサポートをしていた頃、仲間たちとそんなふうにアイデアを出し合って、ワクワクする時間を過ごしていました。

その中の一つに、今でも思い出すと少し胸がチクリとする「缶詰バー」のアイデアがあります。

「無口な女性オーナー」が迎える空間

当時の私たちが考えていたのは、ただのバーではありませんでした。
調理の手間を省くためにメニューは「缶詰」をメインにし、その分アルコールの種類を充実させる。

そして何よりのコンセプトは、オーナーである女性が「あえて無口」であること。
お客様を積極的に接待するのではなく、ただそこにいて、誰の邪魔もしない。
疲れた人がそっと羽を休められる、そんな静かな空間でした。

「これ、絶対いいよね!」
みんなで盛り上がり、夢中で語り合っていました。

現実に先を越された瞬間

ところが、そのすぐ後のことです。
私たちの地元・名古屋にも、実際に「缶詰バー」が登場しました。

「あ……やっておけばよかった」

自分たちの頭の中にあったものが、先に形になっている。
その光景を見た時の、なんとも言えない悔しさと虚しさは、今でも鮮明に覚えています。
どんなに素晴らしいアイデアも、形にして世に出さない限り、存在しないのと同じなんだ……。
その現実を、身をもって知った瞬間でした。

「具現化」のパートナーとして

名古屋という土地柄もあってか、新しいことに二の足を踏んでしまい、せっかくのアイデアが後手に回ってしまう。
そんな場面を、私はその後も何度も目にしてきました。

だからこそ、今の私は「面白い!」と思ったことを、絶対にそのままにはしたくないんです。

あなたの頭の中にある「まだ形になっていないワクワク」を、鮮度が落ちる前に形にしたい。
「やっておけばよかった」ではなく、「やってみてよかった」に変えるために。

私はあなたの一番近くで、そのアイデアを具現化するお手伝いをしたいと思っています。

関連記事